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 2種類のパーライトについて
  黒曜石パーライト・真珠岩パーライトの特性について説明します。
日本でいう『パーライト』とは、原石を粉砕・焼成・発泡させたものと規定されています。 そのため、原石が真珠岩でも黒曜石でも『パーライト』と呼ばれているのです。 しかし、それぞれ特性が違います。黒曜石パーライトは、日本特有のパーライトです。
 ■ 黒曜石パーライトと独立気泡 ■ 
黒曜石や真珠岩は高温で熱せられると、その内部に持っている水分(結晶水)が水蒸気となって膨張します。
黒曜石の場合はそれが気泡(球状の空気の小部屋<セル>)をつくり、しかも、この部屋は各々独立した独立気泡となります。
一方、真珠岩の場合は結晶水が多いので、気泡が爆裂して部屋の壁が崩れ、部屋がつながった連続気泡の状態になります。
   
黒曜石パーライト 真珠岩パーライト

鉱石:黒色の硬い原石
■ 結晶水 ■ 2%

鉱石:灰白色の軟らかい原石
■ 結晶水 ■ 3〜5%

<中空> 独立気泡【顕微鏡写真】
フヨーライト(黒曜石パーライト)

連続気泡【顕微鏡写真】
パーライト(真珠岩パーライト)
■ 発泡率 ■  5〜20倍 ■ 発泡率 ■  10〜30倍
発泡温度1000℃ 発泡温度1000℃
粒径0〜70mm 粒径 0〜5mm
粒状(硬質) 粒状(軟質)
比重0.08〜0.3 比重0.05〜0.15
平均含水率40%(粒径よって変化) 平均含水率90%(粒径によって変化)
保水性 小 保水性 大
排水性 大 排水性 小
通気性 大 通気性 小
混合・単体使用 混合使用
黒曜石パーライトの焼成(ビデオ)
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真珠岩パーライトの焼成(ビデオ)
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■ 結晶水 ■ 
<ig・lossまたはignition loss>
岩石(鉱石)がその内部に持っている水分(H2O)の事。【含有水分】1,000℃位まで 昇温(窯で焼く)すると、岩石の中の水分が蒸発してその分だけ軽くなります。
例えば、最初100gあった岩石が、昇温後に98gになった時は、2gの水分が消失した事により、その分の比率は2%という事になります。⇒結晶水2%
黒曜石の場合、800℃位に熱せられるとアメのように軟らかくなります。同時に結晶水(H2O)が水蒸気となって膨張し、気泡(球状の空気の小部屋<セル>)をつくります。この部屋は各々独立しています。→独立気泡
一方、真珠岩の場合は結晶水が多いので、気泡が爆裂して部屋の壁が崩れ、部屋がつながった状態になります→連続気泡
ちなみに附着水(moisture)は、結晶水とは別物で、岩石(鉱石)の表面についた水分のこと。これは乾燥キルン(窯)で水分をとばします。温度は200〜400℃。 この位の温度では、結晶水は出てきません。従って、結晶水(灼熱減量)を測定する時は、まず附着水をとばして乾燥状態で重さを量り、次に1,000℃位まで昇温して減量分を測定する事になります。
 ■ 発泡率について ■
精石(鉱物を砕いて粒度を揃えたもの)を軽量枡で量り、これをキルン(窯)で発泡させて膨張したものを、同じく軽量枡で量った時の膨張率のこと。
例えば、最初1リットルあった精石が、膨張後に5リットルあったとすれば、発泡率は5倍という事になります。
 ■ 黒曜石パーライトの特色 ■ 
黒曜石パーライトは、その特色である独立気泡により、高温多湿エリアで優れた特性を発揮します。
また、独立気泡で粒芯に浸水しないため、半永久的に軽量性を維持することができるばかりでなく、断熱性においても優れた機能を維持し続けます。 コスト的にも、経年変化による交換・再工事等でかかる大きな負担を軽減することができるので、 長期にわたるコスト削減において非常に優位です。
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芙蓉パーライト株式会社   FUYO PERLITE CO.,LTD.